行政書士のホームページを制作した後には、掲載している情報を変更したくなることがあります。

たとえば、料金を変更したり、新しい業務を追加したり、プロフィール写真を差し替えたりすることもあるでしょう。

このようなホームページの更新は、自分で行える場合もあれば、制作会社やWeb制作者へ依頼する場合もあります。

どちらがよいかは、更新する内容や頻度、ホームページの作り方によって異なります。

大切なのは、ホームページを作るときに「公開後は誰がどこを更新するのか」を確認しておくことです。

この記事では、行政書士のホームページ制作後の更新について、自分で行う場合と制作側へ依頼する場合の違いや、制作前に確認しておきたいポイントを解説します。

ホームページは公開後に内容が変わることがある

ホームページに掲載する情報は、公開した時点からずっと同じとは限りません。

行政書士事務所であれば、

  • 取扱業務を追加する
  • 料金を変更する
  • 営業時間や相談時間を変更する
  • 事務所を移転する
  • 電話番号などの連絡先を変更する
  • プロフィールを変更する
  • 写真を差し替える
  • お知らせを掲載する
  • ブログ記事を追加する
  • よくある質問を追加する

など、公開後に変更・追加することがあります。

特に料金や住所、連絡先などが変わった場合には、古い情報が掲載されたままにならないよう注意が必要です。

そのため、ホームページを制作するときには、公開することだけではなく、その後の更新方法についても考えておくとよいでしょう。

ホームページの更新方法は大きく分けて2つ

制作後のホームページを更新する方法は、大きく分けると、

  1. 自分で更新する
  2. 制作会社やWeb制作者へ依頼する

という方法があります。

すべてをどちらか一方にする必要はありません。

たとえば、お知らせやブログは自分で更新し、ページのレイアウト変更や新しいページの追加は制作側へ依頼する方法もあります。

「どこまで自分で行い、どこから依頼するのか」を分けて考えると、自分に合った運用方法を決めやすくなります。

WordPressなら自分で更新できる部分を作れる

WordPressで制作されたホームページでは、管理画面から文章や記事などを更新できるようにすることができます。

たとえば、

  • お知らせを投稿する
  • ブログ記事を書く
  • 料金を変更する
  • よくある質問を追加する
  • 実績や相談事例を追加する

などです。

ただし、WordPressを使用しているからといって、ホームページ内のすべてを自由に変更できるとは限りません。

どの部分を管理画面から更新できるのかは、ホームページの作り方によって異なります。

自分で変更したい情報が決まっている場合には、制作前に「ここは自分で更新したい」と伝えておくことが大切です。

WordPressについては、行政書士のホームページはWordPressがおすすめ?メリット・デメリットを解説でも紹介しています。

自分で更新するメリット

自分でホームページを更新できるようにしておくと、情報を変更したいときにすぐ対応しやすくなります。

たとえば、料金を変更したときに自分で修正できれば、制作側へ連絡して作業を待つ必要がありません。

お知らせやブログなど、継続的に追加する情報とも相性がよい方法です。

また、更新するたびに制作側へ作業を依頼する必要がなければ、更新にかかる費用を抑えられる場合もあります。

更新頻度が高い情報については、自分で変更できるようにしておくと運用しやすくなることがあります。

自分で更新する場合の注意点

自分で更新できることにはメリットがありますが、注意したい点もあります。

文章だけを変更するつもりでも、操作方法によってはページの表示が崩れたり、必要な設定まで変更してしまったりする可能性があります。

また、画像を追加するときには、画像サイズや容量などにも注意が必要です。

ホームページの管理画面に慣れていない場合には、どこまで自分で操作してよいのかを確認しておくと安心です。

制作時に操作方法の説明があるのか、マニュアルが用意されるのかなども、必要であれば確認しておきましょう。

制作会社やWeb制作者へ更新を依頼する方法

自分で更新せず、変更が必要になったときに制作会社やWeb制作者へ依頼する方法もあります。

たとえば、

  • ページ内の文章を大きく変更する
  • デザインを変更する
  • 新しい業務ページを追加する
  • ページの構成を変更する
  • 新しい機能を追加する

といった作業は、制作側へ依頼した方がよい場合があります。

特にレイアウトや機能に関わる変更は、単純な文章の書き換えとは作業内容が異なります。

どの程度の変更から制作側へ依頼した方がよいのか、あらかじめ確認しておくと判断しやすくなります。

更新を依頼する場合の料金も確認する

ホームページ制作費を支払ったからといって、その後の更新作業がすべて無料になるとは限りません。

公開後の文章変更や画像差し替えについて、

  • 1回ごとに料金がかかる
  • 作業時間に応じて料金が決まる
  • 月額の契約に一定範囲の更新作業が含まれる
  • 別途見積もりになる

など、料金体系は依頼先によって異なります。

また、小さな修正と新しいページの追加では、必要な作業量も違います。

制作を依頼するときには、公開後に更新を依頼した場合の料金や依頼方法についても確認しておくとよいでしょう。

お知らせやブログは自分で更新する方法がある

お知らせやブログは、公開後に継続して追加することが多いコンテンツです。

WordPressなどを利用している場合には、こうした記事を管理画面から投稿できるようにすることがあります。

行政書士事務所であれば、

「年末年始の営業について」

「事務所移転のお知らせ」

「建設業許可に関する制度の解説」

「相談事例の紹介」

などを掲載することが考えられます。

頻繁に投稿する予定がある場合には、毎回制作側へ依頼するよりも、自分で投稿できる仕組みの方が運用しやすいことがあります。

一方で、ほとんど更新する予定がない場合には、必要なときだけ制作側へ依頼する方法もあります。

ブログを運用する場合の考え方については、行政書士のホームページにブログは必要?何を書けばいいかも解説でも解説しています。

料金や業務内容は更新しやすくしておくと便利

行政書士事務所では、取扱業務や料金が後から変わることがあります。

今後変更する可能性がある情報については、ホームページ制作時に更新方法を考えておくと便利です。

たとえば料金表を自分で変更したいのであれば、その希望を制作側へ伝えておきます。

新しい業務を追加する可能性がある場合も、どのような方法でページを追加するのか確認しておくとよいでしょう。

ただし、既存の文章を変更することと、新しいページを一から制作することは同じではありません。

自分で更新できる範囲について、制作時に確認しておくことが大切です。

写真の差し替えも更新のひとつ

プロフィール写真や事務所写真を後から変更することもあります。

写真を自分で差し替えられるようになっている場合もあれば、制作側で変更する場合もあります。

特にページ内で大きく使用している写真では、画像の縦横比や構図によって表示のされ方が変わることがあります。

単純に別の写真へ置き換えるだけでは、見せたい部分が切れたり、デザインとのバランスが変わったりする場合もあります。

写真の変更を予定している場合には、自分で差し替えられる部分なのか、制作側へ依頼する方がよいのか確認しておきましょう。

写真については、行政書士のホームページ制作で写真やロゴは必要?用意できない場合も解説でも紹介しています。

ページを追加する場合は制作が必要になることもある

ホームページを運用していると、新しい業務ページを追加したくなることがあります。

たとえば、開業時には建設業許可を中心にしていたものの、後から別の許認可業務についても詳しいページを作りたいと考えることもあるでしょう。

ブログ記事のように決まった形式で追加できるページであれば、自分で投稿できる場合があります。

一方で、独自の構成やデザインが必要なページでは、新たな制作作業が必要になることがあります。

「WordPressだから自分で何でも追加できる」と考えるのではなく、どの種類のページを自分で追加できるのか確認しておくとよいでしょう。

自分で更新する部分と依頼する部分を分ける

ホームページの更新は、すべて自分で行うか、すべて制作側へ依頼するかの二択ではありません。

たとえば、

  • お知らせは自分で投稿する
  • ブログは自分で投稿する
  • 料金は自分で変更する
  • 写真の大きな変更は制作側へ依頼する
  • 新しい業務ページの制作は依頼する
  • レイアウト変更は依頼する

というように分けることもできます。

更新頻度が高く、操作が比較的簡単な部分は自分で行い、デザインや機能に関係する変更は制作側へ依頼するという考え方もあります。

自分がどこまでホームページを管理したいのかを考えたうえで、制作方法を相談するとよいでしょう。

「更新」と「保守」は分けて考える

ホームページでは、「更新」という言葉が異なる意味で使われることがあります。

この記事で扱っている更新は、主に、

  • 文章を変更する
  • 写真を差し替える
  • 料金を変更する
  • お知らせやブログを追加する

といった掲載内容の変更です。

一方で、WordPress本体やプラグインを最新版にしたり、バックアップを取ったり、セキュリティ対策を行ったりする作業も「更新」と呼ばれることがあります。

こちらはホームページの保守・管理に関係する作業です。

自分でブログを投稿できるからといって、WordPressのシステム管理まで自分で行う必要があるとは限りません。

制作を依頼するときには、コンテンツの更新とシステムの保守を分けて確認すると分かりやすくなります。

ホームページの保守については、行政書士のホームページの保守は必要?公開後に必要な管理内容を解説で詳しく解説しています。

制作前に「公開後」を想定しておく

ホームページ制作では、公開するまでのデザインや内容に目が向きやすくなります。

しかし、長く使用するホームページであれば、公開後にどのように更新するのかも重要です。

制作を依頼する前に、

  • 自分で更新したいものは何か
  • どのくらいの頻度で更新しそうか
  • 操作方法を教えてもらえるのか
  • 更新を依頼する場合の料金はいくらか
  • 新しいページを追加するときはどうするのか

などを確認しておくと、公開後の運用をイメージしやすくなります。

すべてを最初から正確に予測する必要はありません。

少なくとも「ブログは自分で書きたい」「料金は自分で変更したい」といった希望がある場合には、制作開始前に伝えておくとよいでしょう。

まとめ

行政書士のホームページは、公開後に料金や業務内容、写真、お知らせなどを変更することがあります。

こうした更新は、自分で行う方法と、制作会社やWeb制作者へ依頼する方法があります。

WordPressなどを利用すれば、自分で更新できる部分を用意することもできますが、どこまで変更できるのかはホームページの作り方によって異なります。

お知らせやブログ、料金など頻繁に変更する情報は自分で更新し、デザイン変更や新しいページの制作などは制作側へ依頼する、といった分け方もできます。

また、文章や写真などのコンテンツを変更する「更新」と、WordPressやプラグイン、バックアップなどの「保守」は分けて考えることも大切です。

ホームページ制作を依頼するときには、公開するまでのことだけでなく、「公開後に誰が何を更新するのか」まで確認しておきましょう。